InternetExplorerで信頼済みサイトを登録すると、https://等のプロトコル以降の先頭に [*.] (アスタリスクとドット)が自動的に付与されることがあります。
こんな内容、普通IT業界と疎遠な方が気にすることはほとんどないと思いますが、気になる人は気になる!というかこの情報がネット上に全然出ていなかったのでご紹介します!
アスタリスクとドットが自動付与される原因というか仕組み
まぁ原因も何もないのですが…IEの仕様としか言いようがありません。しかし、これにはある法則があります。
この説明には「ドメイン」という単語が出てくるわけですが簡単に言えば、住所名みたいなものだと思ってもらえればいいと思います。
例を挙げると以下の例の、[●●●.com]がドメイン名に相当します。
【例)http://●●●.com】
さて、とりあえず信頼済みサイトの画面を見てみましょう。
出し方はIEの右上の歯車から「インターネットオプション→セキュリティタブ→信頼済みサイト→サイト」で表示できます。
さて、今は何も追加されていない状態です。
現在たまたまMicrosoftのサポートページを見ていたので、そのURLが追加ボックスに表示されています。
この状態で追加を押すと、下のWeb サイトにURLが表示されます。
さて、ここでちょこちょこと適当なURLを入れてみました。
入力後閉じるボタンを押し、再度[サイト]をクリックして信頼済みサイトの画面を表示してみます。
すると以下の画面が出てきました。
やや!*.(アスタリスク ドット)が付与されているURLがありますね。追加するときには*.なんて書いてなかったのに!
さて、ある程度ITリテラシーのある方ならもうお察しの通りだと思います。
ドメインのみで構成されたURLを追加した場合 *. が自動付与されます。
まぁ普通に考えればそうですよね…という内容です。
今回のケースでは
・https://support.microsoft.com
・https://www.microsoft.com
こちらの二つのURLが自動付与されていませんでした。
サブドメインやwww付きで追加した場合は、自動付与されません!
ドメインのみで追加した場合、この「ドメイン全てを信頼済みにする」という意味を込めて自動的に *. が付与される、というわけですね。